Youth+豊平にて、概ね15歳から34歳までの若者を対象に若者と地域を結ぶお手伝いや若者の仲間づくりや交流を目的としたイベントの実施を行っています。また、最近では他部門・他団体との連携事業やアウトリーチ事業で多くの若者とかかわる中で、「自分の対応はこれでよかったのか?」と葛藤しながら、日々たくさんの価値観と向き合っています。
印象に残っているのは、Youth+豊平が主催するフットサル交流会に携わったことです。若者が主体となり、年に数回実施するため、参加する若者とのかかわりが密なものになります。参加した若者から「また次も参加したい!」と声をかけてもらい、そこで若者とかかわる面白さや仕事へのやりがいにつながりました。参加者と一緒に交流会を創り上げていくことで、1人では味わうことのできない達成感を得て、人とかかわる魅力を改めて感じました。
SYAAの魅力として、どのセクションにいても共通することは、「毎日が新たな発見の連続」だと思っています。日々の業務の中では、さまざまな価値観を持つ人たちとかかわっています。その中で、新しい価値観と出会い、自分1人だけではできなかった新たな事業への挑戦や可能性を広げることができます。日々、自分自身が成長できることはSYAAの魅力だと思います。
INTERVIEW
先輩の声
さっぽろ青少年女性活動協会で働く先輩の皆さんをインタビューしました。
日々どんな仕事をしているのか・どんな想いでこの仕事を選んだのか、気になるお話をご紹介します。
「また次も参加したい!」
若者の声が面白さとやりがい
ニックネームで呼びあえるほど、
職員同士の距離が近い職場
私は指導員として宿泊団体の利用対応や市民向けに自然のフィールドを生かした事業の企画実施などを行っています。山の家の利用する方々に都市と自然が共生する札幌市の魅力に改めて気づいてもらえるような、なげかけをいつも意識しています。仕事をする上で、1つ1つのことに必ず「意味」があり、なぜそうするのかを考えながら業務に取り組んでいます。
キャンプ事業等が多い関係から、職員にニックネームがついています。時と場合により、けじめをもって使い分けますが、年齢・役職に関係なくニックネームで呼びあえるほど、職員同士の距離が近い職場であることが自慢です。私のニックネームは「まいける」です。
『輝き 無駄の中に』という言葉が好きです。一見、無駄に思えるような時間も、後からその経験が「ひらめき」に変わる事があるのをよく実感します。行き詰った時には、何気ない無駄の中に、実は未来を切り拓くヒントが隠されているかもしれません。
仕事に正解がないことが
SYAAの難しさであり魅力
現在の職場である環境プラザは札幌市の環境教育の拠点施設としての事業を行っています。様々な体験をとおして地球環境と私たちの生活の関係に気づいてもらうため、体験を伴うプログラム作りや講師を招いてのイベントの企画、環境広場などでの出展を行っています。日常の業務としては、施設で学校の見学を対応したり、市民の自然体験活動を支援するため講師派遣や物品貸出の手続きをしたりしています。
入社前は、子どもと接するイメージが強かったため、不得意だったけん玉や折り紙の練習をしていました。実際に働いて感じたのは、子どもだけでなく老若男女問わず対象として多種多様な事業を実施するので、さまざまな視点や感覚が必要だということです。そのため、自分の視野を広げるべく今まで触れてこなかった本や活動にチャレンジしています。
仕事に正解がないことがSYAAの難しさであり魅力でもあると思っています。利用者ごとに求める情報や関わる密度、対応は違ってきますし、職員ごとに得意分野や協働によって生まれる成果は変わってきます。その都度状況に合わせて適切に判断することは難しい反面、いつも新鮮で毎回自分の経験として積み重ねられている実感があり楽しいです。
あそびをとおして
成長していけるようサポートする
児童会館は0歳から18歳までが主に利用できる施設なので、乳幼児親子を対象にした事業『子育てサロン』や、小学生から高校生までがあそびやさまざまな活動をとおして成長していけるようサポートする仕事をしています。児童会館にまた来たいと思える、楽しく安心できる居場所となることを目指し、日々利用者の視点に立った関わりを心がけています。
私は人と人を繋ぐ仕事に惹かれ入社をしました。しかし、入社してからは人と人を繋ぐために必要な一人ひとりと信頼関係を築くことに想像以上に苦戦し、人と人を繋ぐ仕事の難しさを感じました。入社3年目を迎え、少しずつ自分なりの関わり方を見つけられるようになってきました。自分が関わることで利用者の輪が広がり、子どもたちの成長を感じることができ、とても大切な役割を担っているのだとやりがいを持って働いています。
印象に残っているのは児童会館に勤務して1年目の頃。
乱暴な口調の小学2年生の男の子がおり、一生懸命関わっていましたが改善されずその子には伝わってないのかなと自信を無くしていました。年度末、他の職員のお別れ会を行った時、その子は私も異動をすると勘違いをし、異動しないとわかると恥ずかしそうに「これからもよろしくお願いします。」と言ってクッキーを渡してくれました。私の気持ちが届いていたのかな、と感じられた嬉しい出来事でした。
小学生の頃にやまびこ座の公演を
観に来ていたのがきっかけです
現在は、主にやまびこ座の舞台音響担当をしています。やまびこ座で毎週末上演される人形劇や児童劇などの公演時にピンマイクの調整や音響操作など公演を陰ながら補助させていただいています。また、中高生や初心者の方向けの人形劇講座や劇場のホームページ・広報誌の作成も担当しています。
私自身、小学生の頃よくやまびこ座に公演を観に来ていました。実際その時に、なにを観たのかは全く覚えてはいませんが、やまびこ座に行くことがとっても楽しみで大好きなおでかけスポットであったことはすごく印象的でいまだに覚えています。その思い出が活動協会を受けるきっかけの一つにもなりました。
私が思うSYAAの魅力は人と人とが出会い、簡単につながって輪が広がっていくところです。SYAAといえばまさに人材の宝庫!職員はもちろん、たくさんの利用者・市民の方々に支えられています。それぞれの施設が専門性に富んでいて、可能性は無限大です。それはきっと、利用者の方と近い距離で接していくことによって築かれた信頼関係の賜物と思います。私もそんな素敵な関わり方をしていきたいです。
プラス思考、情熱的で
パワーみなぎる人が多い
私は企画事業課で野外活動にかかわる事業と、広報事業を担当しています。野外活動事業では、財団所有の施設である滝野自然学園を拠点として、子どもの自然体験活動や指導者養成の事業の実施、民間企業や行政からのキャンプ等の受託事業を、広報では全セクションの担当者で組織する広報プロジェクトを担当し「さっぽろこども情報誌あそぼ」や、社内報「きょうかいナウ」を発行しています。
仕事では「シンプルに考える/伝えること」を心がけています。目の前の事象の本質は何なのか、そもそも何を目的にやるのかをシンプルに考えます。眉間にシワをよせて悩むよりシンプルにサクサクと考えた方が案外上手くいくことが多いようです。今後は「札幌で面白いことをやっている」「先駆的な事業をやっている」SYAAという団体を知ってもらうことを目指していきたいです。
私のSYAAのイメージは「いきいき&バイタリティ」ですね。良くも悪くも(?)プラス思考、情熱的でパワーみなぎる人が多いです。そして、上司部下関係なく仲間を思いやり、親身になって前向きに一緒に考えてくれる、そんな職員が多いですね。